悩みタイトル

ストレートネックについて

ストレートネックとは?

ストレートネックとは、人間の首や上半身が前傾した状態を指す言葉です。長時間同じ姿勢を取り続けることで起こりやすい姿勢の歪みです。主な原因は、デスクワークや携帯電話・タブレットの長時間使用などによって引き起こされます。首や肩に負担がかかり、次第に筋肉が硬くなり、痛みや痺れなどの症状が現れることがあります。いわゆる「スマホ首」も該当します。

ストレートネックになると、以下のような症状が現れる可能性があります。首や肩の痛み、頭痛、目の疲れ、肩こり、腰痛、集中力の低下などです。

ストレートネックの根本原因は?

ストレートネックの根本的な原因は、現代の生活スタイルや作業環境にあると考えられています。具体的には次のような要因が挙げられます。

・長時間のデスクワーク
パソコンやタブレットを長時間使用する姿勢で、首を前に出し続けることが大きな要因です。

・スマートフォンの長時間使用
スマートフォンを見る際に首を前に伸ばした状態が続くことで、首への負担が大きくなります。

・運動不足
運動不足で体幹を支える筋肉が弱くなり、正しい姿勢を維持することが難しくなります。

・ストレス
ストレスから肩や首の筋肉が緊張し、歪んだ姿勢になりやすくなります。

・生活環境の変化
長距離運転や座りすぎの生活習慣なども影響する可能性があります。

こんなお悩みはありませんか?

ストレートネック_イメージ1

首や肩の痛み
頭痛
肩こり
集中力の低下
視力低下

ストレートネックの主な症状は以下の5つです。

・首や肩の痛み
筋肉への過度の負担から、首周辺や肩に痛みが生じることがあります。

・頭痛
後頭部から頭全体にかけての痛みや重だるさを感じることがあります。

・肩こり
首の緊張が肩に影響を及ぼし、肩が凝り固まった状態になることがあります。

・集中力の低下
頭痛や疲労感から、作業時の集中力が低下する可能性があります。

・視力低下
目と画面の距離が近すぎると、一時的に視力が低下することがあります。

症状が慢性化すると日常生活に支障をきたすことがあるため、早期の姿勢改善や筋力トレーニングなどの対策が重要です。このような症状があれば、ぜひご相談ください。

ストレートネックに対する当院の考え

ストレートネック_イメージ2

ストレートネックは、スマホなどの普及により増加傾向にある現代病です。身近でスマホ首やストレートネックなどを聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。これは、放置してしまうことで単に姿勢が悪いだけでなく、強い痛みやしびれを引き起こすリスクがあります。

ストレートネックを放っておくと、まずは首や肩の痛みが出たり、不良姿勢により筋肉がさらに緊張状態になることがあります。その結果、しびれを引き起こしたり、最終的には頚椎ヘルニアになる可能性もあります。

放っておくとリスクが高いストレートネックですが、その反面、日頃の生活習慣により悪化してしまうことがあります。日常的に姿勢を意識したり、長時間のスマホやパソコンの使用を制限することにより、ストレートネックになる可能性を下げることができます。また、初期の段階であれば、指圧やストレッチを行い筋肉を緩め、姿勢を正すことで、ストレートネックになるリスクを減らすことができます。

ストレートネックはなぜ起こるのか?

ストレートネック_イメージ2

ここでは、ストレートネックの原因について説明します。頚椎は本来、湾曲を描き、頭の重さを分散させています。しかし、頚椎が真っ直ぐになり、負担が強くかかってしまっている状態がストレートネックです。スマホやパソコン操作を長時間行い、首が前へ出る姿勢を長時間続けることが原因となります。また、自律神経の乱れから首周りの筋肉が硬くなり、ストレートネックを引き起こすこともあります。

人間の頭の重さは体重の10分の1もの重さがあるとされており、重力の影響で首には常に負荷がかかっています。本来の頚椎のアーチであれば、首にかかる負荷は4〜6キロであり、一晩休むことによりこの程度の筋肉の負荷は回復します。しかし、首が前に傾けば傾くほどその負荷が大きくなり、30度傾いた状態であれば首にかかる負荷は18キロにもなると言われています。

ストレートネックを放っておくとどうなるのか?

ストレートネック_イメージ4

ここでは、ストレートネックを放っておくとどうなるのかについて説明します。
ストレートネックにより姿勢が悪くなることで、身体に痛みや疲れを感じやすくなったり、頭痛を引き起こしやすくなります。最悪の場合、関節が変形してしまい、より重篤な症状を引き起こす可能性もあります。放っておくことで症状が悪化し、首周りの痛みだけでなく、手の痺れや頭痛、めまいなどの症状にもつながることがあります。ストレートネックや姿勢の悪さがひどくなると、精神面にも影響を及ぼし、だるさやイライラなどの症状が現れることもあります。重症化した場合、関節が変形し、頚椎椎間板ヘルニアなどを引き起こすことがあります。これにより、痺れなどの症状が現れ、ストレッチやマッサージでは対応が難しくなることもあります。

ストレートネックに効果的な当院の施術メニューは?

ストレートネック_イメージ5

ストレートネックは骨格の歪みに該当するため、「全身矯正」と「ドライヘッド矯正」が効果が期待できる施術です。全身矯正は、足の先から首の先までの歪みを矯正していきます。土台が歪んでしまい、その結果としてストレートネックが発生している場合に適しています。その場合、脚長差(足の長さ)から整え、背骨の歪みを軽減することで、首の湾曲も適切なものとなります。
また、ドライヘッド矯正は、首、顔、頭のむくみや歪みを取り除く施術です。そのため、頭蓋骨からの歪みによってストレートネックが引き起こされている方向けの施術となります。
自分がどのタイプのストレートネックに該当するのかをしっかりと見極め、適切な施術を受けることが重要です。

その施術を受けるとどう楽になるの?

ストレートネック_イメージ6

両矯正を受けた際に共通して言えることは、座っている状態がとても維持しやすくなると患者様からお声をいただいております。それは、しっかりと首の湾曲ができるため、首の筋肉だけで頭を支えるのではなく、首の筋肉と首の骨の湾曲によって頭を支えることができるからです。そのため、頭を支えやすいというお言葉をいただくことがわかります。また、肩こりや緊張性頭痛などの筋肉性の痛みの軽減にもつながります。ストレートネックが適切な湾曲になるだけで、今まで辛かったさまざまな症状が軽減が期待できることがわかります。

ストレートネックを軽減するために必要な施術頻度は?

ストレートネック_イメージ7

頻度としては、理想的には毎日施術を受けていただくことが良いです。常にいつもの状態に戻ろうとするため、筋肉と骨格に教育を行い、元の状態に戻らないようにする必要があります。
ただ、現実的なお話をすると、お仕事やプライベートなどのご都合もあるため、週に2~3回が一般的かと思います。また、平日のご来院が難しい方などは、土日祝日を利用される方もいらっしゃいます。当院はお正月を除き、定休日を設定しておりませんので、ぜひご自身のライフスタイルに合わせてご来院いただき、素敵なお身体を作っていきましょう。