肩甲骨はがし
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肩甲骨はがしとは?
肩甲骨はがしとは、肩甲骨についている筋肉を緩めることを肩甲骨はがしというのだと思います。肩甲骨には、肩や腕を上げる時や下げる時、回旋させたりする筋肉が多くついているので、肩甲骨周りの筋肉が硬くなってくると肩が上げづらかったり、何もしていない時に肩や腕が重くなったり、日常生活に悪影響を及ぼします。肩甲骨周りの筋肉が上手く働かないことによって、肩や腕の筋肉が緊張した状態が続き、放っておくと、五十肩や四十肩など治療するのが困難な症状にもなってきます。なので普段から肩甲骨周りの筋肉を緩めることが大切です。
肩甲骨は、身体の後ろの方についているので、自分で肩甲骨まわりを緩めるのは、難しいです。自分でやることもできるのですが後ろから他の人にやってもらうことによってさらに効果を出すことができます。肩甲骨の内側、外側、上側などどこの部分にもアプローチすることが重要になっていきます。 -
肩甲骨まわりが固くなる原因とリスク
肩甲骨は様々な筋肉によって覆われている骨になります。メインとしては回旋筋腱板と呼ばれる四つの筋肉があります。棘上筋、棘下筋、小円筋、そして肩甲下筋です。それぞれの筋肉には肩甲骨だけではなく、腕を動かしたりするのに使われます。この筋肉が硬くなってしまうと、腕を動かしにくくなるだけではなく、その結果から血流が悪くなり、肩が凝りやすくなったり、疲れが抜けにくくなってしまいます。この四つ以外にも他にも14種類もの筋肉が付着する骨になるのでその大切は、誰が聞いても分かることでしょう。なので四つの筋肉以外にもしっかりと動かしてあげて、柔軟性をつけておかないと、肩関節が自由自在に動かない状態になり、生活にも支障が出てしまうかもしれません。
先ほども言いましたが、具体的に肩甲骨周囲の筋肉が硬くなるとどうなるのか。菱形筋と呼ばれる筋肉は、硬くなると肩甲骨が左右に開くようになり、肩が前に出て、猫背になりやすくなってしまいます。猫背になると他の筋肉が、骨と挟まってしまい、四十肩、五十肩などにも悩まされやすくなってしまいます。 -
肩甲骨はがしをするメリットとは?
肩甲骨はがしをすることで得られるメリットはたくさんあります。
まずは、肩周りの凝り固まった筋肉を解してあげることができる事です。凝り固まっている筋肉を解してあげることで、腕を上げる動作や肩を動かす範囲を広げることや、猫背や肩こりの改善もすることが出来ます。
また、肩周りの筋肉が凝り固まってしまっていると、肩甲骨が中々浮き出で来なくなりますが、肩甲骨はがしを行うことによって、肩甲骨が浮き出るようになる事も得られます。
最後に、肩周りの筋肉には褐色細胞というものがあり、刺激してあげる事で代謝が上がり、女性は特に嬉しい痩せやすい身体になったり、リンパの流れも良くなるので、冷え症やむくみの改善にも効果があります。
是非、当院の肩甲骨はがしを体験してみてください!
自分でできる肩甲骨はがし
肩甲骨周りの筋肉が硬くなると様々な症状が引き起こされます。そもそも肩甲骨はがしとはなんなのか。それは固まってしまった肩甲骨周りの筋肉をほぐし、肩甲骨の可動域を広げることをいいます。肩甲骨周りの筋肉が硬くなると、肩こりや首こりなどの症状がでてしまいます。同じ姿勢を取り続けていたり、日頃からあまり運動する習慣のない人は気をつけたほうがいいですね。
タオルでやる方法をお伝えします。
まずフェイスタオルを1枚用意します。タオルの両端を持ち、両手をなるべく高く上げます。そこからゆっくりと息を吐きながら頭の後ろを通すようにしてタオルを下げていきます。このときに胸を前に張るようなイメージでやったいくと、前かがみになっていた姿勢が正され、自然と肩甲骨を引き寄せやすくなっていきます。大体上下に5〜10往復ほどやりましょう。他にもボールや、ポールを使って物理的にほぐしてあげるのもいいでしょう。
当院の肩甲骨はがしとは?
当院の肩甲骨はがしは固まってしまっている肩甲骨周りの筋肉を緩めていく治療です。
例えば、肩こりがひどい方や肩甲骨の可動域が制限されてしまって上手く動かせない方、腕が思うように上がらない方、自分でセルフケアをしても良くならない方などにおすすめです。
セルフストレッチだけでは緩められない細かい筋肉にまでアプローチすることができます。
今まで頑固な肩こりに悩んでいる方に効果的です。
また、肩甲骨はがしは肩こり以外にも効果的です。
例えば、猫背や肩が内側に入っている巻肩の方、姿勢の悪い方、バストアップをしたい方、全身の疲労や冷えが気になる方にもおすすめです。
この治療をすることによって、他にも隠れた不調に気付くきっかけにもなるので、当てはまるものが1つでもあった方は一度治療をしてみましょう。