不眠症Q&A
不眠症関連でよくある質問と回答①
Q 最近、夜に眠れないことが多くなってきました。仕事が忙しいので1日の疲れが溜まりやすく、眠りが浅いことから体力も回復しません。なぜこのような状態になるのでしょうか?
A 仕事が忙しくなかなか眠れないとのことなので、交感神経と副交感神経のバランスが乱れていることが原因の1つかもしれません。
交感神経は、闘う時に興奮する神経なので、仕事が忙しいと交感神経の興奮状態が続きます。そのため、脳の活動が活発になることから、血管がずっと収縮した状態が続き、血液を上手く全身に送ることができなくなります。交感神経が興奮することによって仕事の効率は上がりますが、興奮状態が続くと身体に悪影響を与えるとことにも繋がるので、交感神経を抑えることも必要になってきます。
不眠症関連でよくある質問と回答②
Q 最近朝の目覚めが悪く、なかなか起きる事ができずに困っています。目覚めが悪いと2度寝につながり、仕事に遅刻しそうなことも多々あります。朝スッキリ起きられる方法はありませんか?
A 朝スッキリ起きられるようにするには、色々な方法があります。
簡単に出来ることとして、朝日を浴びることをオススメしています。朝日を浴びることによって、体内リズムが整い目覚めが良くなる効果が期待されます。
また、夜の食事の量を少し減らすことも一度試してみてはいかがでしょうか。夜の食事の量が多いと上手く消化出来ずに眠ることになるため、消化をしやすいように少し減らしてみることもオススメです。
不眠症関連でよくある質問と回答③
Q 最近、朝の目覚めが悪く二度寝をしてしまい、ギリギリまで寝てしまいます。目覚めが悪いと二度寝につながり仕事に遅刻しそうなことも多々あります。対策として出来ることはありませんか?
A スッキリ起きられるようになるためには、睡眠の質を上げることが一番です。睡眠の質を上げるには、様々なことができます。
例えば、夜寝る前に携帯やゲーム、テレビなどのブルーライトをなるべく見ないようにすることや、睡眠の1時間前に入浴して身体を温めること、睡眠の1時間前にはご飯やお菓子を食べないことなど、様々な方法がありますので、ご自身の生活に合わせて一度試してみてはいかがでしょうか?
他にもレム睡眠やノンレム睡眠のことも考えて寝る時間や起きる時間を変えてみるなどの方法もあります。睡眠の質が上がれば寝起きもスッキリできるはずです。
不眠症関連でよくある質問と回答④
Q 最近、眠りが浅かったり、眠れなかったりするので睡眠薬を飲むようになりました。睡眠薬を飲むと眠れるようになるのですが、薬を飲んでない時は眠れないので、薬がない生活になるのが不安です。どうしたらいいのでしょうか?
A おっしゃる通り、毎日睡眠薬を飲んでいると、飲まない生活に不安を感じてしまいますよね。ですが、薬を飲み続けることで胃や腸など、身体的にも大きな負担になってしまいます。
眠れない原因を探すことで、薬以外の対処方も見つかるのではないでしょうか?例えば、自律神経の乱れが原因であれば、それを整えることで交感神経や副交感神経の働きをよくしたり、首肩まわりの筋肉を緩めて頭に行く血液量を増やす方法など、薬の他にも睡眠障害を改善する方法は様々です。
当院でもお気軽にご相談ください!
不眠症関連でよくある質問と回答⑤
Q 朝起きた時に30分程首が痛い時があり、とても辛いです。枕が合わない、など何か原因になるようなことはあるのでしょうか?なにか大きな病気だったりするのでしょうか?
A 起床後30分には症状が落ち着いているとのことですので、血管系、血流系の問題があると予想されます。寝ている時は副交感神経が優位になっているため、血管は拡張し血流の流れが穏やかになっています。30分程経つことによって、首肩まわりの血流が良くなり、症状が和らいでいくという仕組みです。
そのため、対策としては首肩の筋緊張を減らし、血流の流れを良くすることが大切です。当院では首方周りのマッサージや、鍼を行うことで筋肉を緩めることによって、症状の軽減へアプローチを行いますので、お気軽にご相談ください。